第2回 かめおか産業イノベーション研究会・交流会
去る平成28年12月5日、『活力あるにぎわいのまちづくり』を目指して、将来のものづくり産業の担い手となる若手人材の交流を促進し、ものづくり産業の持続発展、ネットワークの形成を図ることを目的とした『かめおか産業イノベーション研究会・交流会』が行われました。
10月15日に行われました、第1回 ものづくり産業の新たな展開に引き続きまして、
今回は”食”の特産品の販路開拓を探る をテーマに開催されました。
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第2回 たべものビジネスのイノベーション【“食”の特産品の販路開拓を探る】
発 表:(株)ヤマモト(養鶏、養鶏機器等、鶏肉等食品)
:和菓子処 匠大 (和菓子製造販売)
ゲスト:京都学園大学 バイオ環境学部 食農学科 准教授
講 師:(株)成岡マネジメントオフィス 代表取締役 中小企業診断士 成岡 秀夫 氏
参加企業様 (会社名50音順)
:特定非営利活動法人 チョロギ村 (NPO法人)
:ひのまる米工房 中野精米工場 (精米販売)
:㈱宮本屋(料理飲食業及び当社手作り製品)
:(有)もり (漬物)
:薬師庵㈱ (製麺卸売業)
はじめに、養鶏産業で独自のルートを開発され、赤鶏 種鶏の国内シェア70%を持つ ㈱ヤマモト 様に発表していただきました。
続いて、亀岡地域の豊富な食材を中心に、毎朝、臼と杵で搗きあげた米を大福に仕上げるなど、手作りに徹底した和菓子作りをされている 和菓子処 匠大 様に発表していただきました。
両企業様ともに共通して、〝より安全で、安心できる食〟を提供するために、味においても、食材においてもこだわりを持ち、食に携わっておられました。
2社の発表の後、ゲストとして参加頂きました、京都学園大学の バイオ環境学部 食農学科の准教授による、バイオ環境学部が取り組んでおられる、地元の素材を利用し、新たな産業を生み出す研究のお話をして頂きました。
発表後は、【“食”の特産品の販路開拓】~6次産業化・農商工連携にみるマーケティングの特徴~をテーマに、株式会社成岡マネジメントオフィス 代表取締役 中小企業診断士 成岡 秀夫 氏にご講演いただきました。
講演の後、今回参加された企業様の紹介が行われ、それぞれの企業様がなされている事業の紹介や、今後望まれる展開などをお話しいただきました。
次回の第3回は、亀岡観光を開く“おもてなしビジネス”を予定しております。
28年度の統一テーマである<企業の課題>を軸に、新たな企業様同士の出会いや、今後の事業展開をのぞまれる企業様の道すじとなるべく、有意義な研究会・交流会の開催となるよう、たくさんの企業様のご参加をお待ちしております。
今回ご参加いただきました、企業様、関係機関のみなさま、お忙しい中ご参加いただき、
まことにありがとうございました。